Ruby on RailsでWebアプリケーションを作ることができるみたいだけど、どうやって勉強すればいいんだろう?
プログラミングの世界に足を踏み入れたばかりだとわからないことが多すぎて、いくら調べてもよくわからないということがあると思います。僕もそれで苦労しました。
現在進行形で学習中ですが、今までやってきた勉強から必要なものだけを抜き出して紹介しようと思います。
結論から言うと、Progateの「Web開発パス(Ruby on Rails)」とRuby on Railsチュートリアルを使うのが効率的だと思います。他にも必要なものがあるので、それも合わせて紹介していきます。
Ruby on Railsの学習ロードマップ

僕がRuby on Railsを学習するためにやってきたことは、今振り返ると遠回りしてたなと思うようなものです。簡単に紹介するとこんな感じです。
- Web系プログラミングの学習ロードマップの第0段階~第1段階
- paizaのRuby、Ruby on Rails
- Progateの「Web開発パス(Ruby on Rails)」
- Progateの「Sassコース」、「SQLコース」、「Command Lineコース」、「Gitコース」、「JavaScriptコース」、「jQueryコース」
- Ruby on Railsチュートリアル
Progateのところはこの通りの順番ではないんですが、書いてあるのは全部やりました。以前に挫折したときのものも入れると、PHPとかPythonとかにも手を出してます。
何をやりたいかが定まってなかったのも迷走した原因です。
Webアプリケーションを作ることが目的と決まっていれば、とりあえずRuby on Railに特化するのが良さそうだと判断して、Ruby on Railsチュートリアルに進むためにやろうとやることを決めていきました。
この記事を書いてる段階では、Railsチュートリアルの1周目が終わり、2周目をやってるところです。
Railsチュートリアルは1周だけでは不十分で、2~3周は必要だろうなと思ってます。なので、2周以上やることを前提とした学習ロードマップを基本とします。
それと同時に、自分では実現できるかわからないけど、Railsチュートリアルを1周で終わらせるんだったらこうやるだろうという学習ロードマップも紹介します。
Ruby on Railsチュートリアルを2周以上する学習ロードマップ
僕はTechAcademyのYouTube、paiza、模写コーディングなどを経由しましたが、効率よく学習するのであればProgate一択です。
Web系プログラミングの学習ロードマップでは完全無料の独学を基本としましましたが、どちらにしてもProgateで課金する必要があるので、それなら最初から課金しちゃった方がいいと思います。月980円(税別)ですし。
ということで、Ruby on Railチュートリアルを2周以上する学習ロードマップは、ProgateとRuby on Railチュートリアルの2つだけで構成されてます。
順番としてはこんな感じです。
- Progate:「Web開発パス(Ruby on Rails)」のSTEP2まで(HTML & CSSコース)
- Progate:「Sassコース」
- Progate:「SQLコース」
- Progate:「Command Lineコース」
- Progate:「Web開発パス(Ruby on Rails)」のSTEP3以降(RubyコースとRuby on Railsコース)
- Progate:「Gitコース」
- Railsチュートリアル1周目
- Progate:「JavaScriptコース」
- Progate:「jQueryコース」
- Railsチュートリアル2周目
SassはCSSを便利にしたものなので、CSSと連続で学習した方がわかりやすいと思います。なので、Web開発パスの間に入れ込んであります。
SQLはデータベースを扱うための言語で、データベースを使ってアプリケーションを作るRuby on Railsではある程度の知識があると便利です。そのため、「Ruby on Railsコース」に入る前にやっておくと役に立ちます。
「Ruby on Railsコース」ではコマンドラインも使うため、「Command Lineコース」を先に学習します。「Rubyコース」から「Ruby on Railsコース」はSTEPとしては連続してるので、間に入れるよりわかりやすいかなと思います。「Rubyコース」と「Ruby on Railsコース」の間に「Command Lineコース」を入れても問題ありません。
RailsチュートリアルにjQueryが少し出てきますが、とりあえずわからないままで進めます。Railsチュートリアルを先にやって、2周目に入る前に「JavaScriptコース」、「jQueryコース」をやるといいと思います。
「JavaScriptコース」を省略することもできますが、jQueryを理解するにはJavaScriptも知っておいた方がいいと思います。JavaScriptとjQueryの関係は、RubyとRuby on Railsの関係のようなものです。
Ruby on Railsチュートリアルを1周で終わらせる学習ロードマップ
Railsチュートリアルを1周で終わらせるためのポイントは2つあります。
1つは、事前に必要な知識をProgateで全て入れておくことです。これをしておくことで、Railsチュートリアルに入ってから集中して学習を進められます。
もう1つは、十分に理解をしてから進んでくことです。Railsチュートリアルは教材を見ながらやるので、わからなくてもとりあえず進んでくことができます。でも、それをやると1周では理解しきれません。
わからないことは調べる、メモを取る、わからなくなったらメモを見返す、というような方法がいいでしょう。
それを前提としてどういう順番で学習してけばいいかというと、こんな感じです。
- Progate:「Web開発パス(Ruby on Rails)」のSTEP2まで(HTML & CSSコース)
- Progate:「Sassコース」
- Progate:「JavaScriptコース」
- Progate:「jQueryコース」
- Progate:「SQLコース」
- Progate:「Command Lineコース」
- Progate:「Web開発パス(Ruby on Rails)」のSTEP3以降(RubyコースとRuby on Railsコース)
- Progate:「Gitコース」
- Railsチュートリアル
Ruby on Railsはバックエンドの技術なので、フロントエンド(HTMLやCSS、JavaScriptなど)はある程度理解しておけばとりあえず十分です。全くわからないと、ブラウザにどうやってページを表示させるかでつまずくことになるので、Progateの「Web開発パス(Ruby on Rails)」に従って最低限はわかっておくことをオススメします。
正直言うと、これで本当にRailsチュートリアルを1周で終わらせることができるかわかりません。僕は2周目をやってるので。
そこで参考になるのが「railsチュートリアルで挫折するたった一つの理由」という記事です。

その記事に書かれてることと全く同じことをやらなくてもいいかもしれませんが、1周で終わらせたいなら最初は真似してみることをオススメします。
必要ないと思ったら途中でやることを減らしたり、必要なことを追加したりしながら、自分に合った学習方法を見つけるのも大事ですよね。
まとめ
Ruby on Railsを学ぶなら、Progateの「Web開発パス(Ruby on Rails)」から始めて、必要なコースを終わらせてからRuby on Railsチュートリアルに入るのがオススメです。
ただ、料理に例えるのであれば、Progateは「〇〇の素」的な「材料を切って、炒めるだけで出来上がり」みたいな感じの簡単なものです。
一方のRuby on Railsチュートリアルは、レシピを見ながらいろいろな調味料を使って作ってく感じの本格的なものになってます。
初めての人にとってはどちらも大変ですが、Ruby on Railsチュートリアルは「どの調味料をどれくらい入れるといいのか」という細かいところもレシピを見ながらやってく感じの大変さがあります。
初めて料理するなら「〇〇の素」とかを使って、「なんかできた!おいしいぞ!」みたいな体験が重要かなと思います。「塩少々の少々って何?」みたいなのでつまずくと、出来上がった料理に感動する前に諦めちゃうかもしれないですからね。
ということで、ますはProgateに登録するところから始めましょう。
Progateで十分に学んだら、お待ちかねの(?)Ruby on Railsチュートリアルに取り組みましょう。

