心理学

心理学

【もしかして】クライエント中心理論と弁証法的行動療法(DBT)の共通点を発見か!?【承認?】

クライエント中心療法、カール・ロジャースを知らない心理職はいないと思います。一方で、マーシャ・リネハンや弁証法的行動療法(DBT)を知らない人はいるでしょう。両方を知っている人にとって、特にリネハンがロジャースの受容ではなく、マインドフルネ...
心理学

感情調節困難と価値に基づいた行動

人は感情を何らかの方法で調節しながら生活しています。その調節は無意識に行われることもあり、感情調節のスキルが必要なことに気づかない人もいるかもしれません。 感情調節困難は、感情の調節が難しい状態を指しています。感情に振り回されている状態と言...
先生のための行動分析学

【良い?】「厳しく叱った後に思いっきり褒める」方法を考えてみる【悪い?】

「厳しく叱った後に思いっきり褒める」という方法。効果があるのはわかりますが、本当にそれでいいのかと疑問に思います。でも、それをうまく言語化できません。 畿央大学の大久保賢一先生(Twitterアイコン素敵です!)もTwitterで、すぐに反...
心理学

マインドフルネスとは何か? その定義から体験的理解まで

最近、臨床心理学の世界でマインドフルネスという言葉がよく使われています。一般向けの本でもマインドフルネス系のものが出ていたりします。スピリチュアルな感じがしますが、一応心理学という学問の中で語られるものなので、その定義から確認していくことが...
心理学

認知療法(認知理論)と行動療法(行動理論)の決定的な違い

認知行動療法(認知行動理論)は、認知療法(認知理論)と行動療法(行動理論)が合流したようなものだと理解しています。それぞれの療法はお互いに技法を組み込み合いながら発展してきている歴史があります。でも、認知理論と行動理論には決定的な違いがある...
心理学

【DBT】「セラピーにおいて患者の失敗はありえない」【弁証法的行動療法】

境界性パーソナリティ障害の治療法として有名な弁証法的行動療法(DBT)。そこには「ボーダーライン患者とセラピーに関して前提とすべきこと」というものがあります。これらは心理職として重要な前提だと感じています。 弁証法的行動療法はマーシャ・M・...
行動分析学

行動分析学-行動の科学的理解をめざして

行動分析学はとても役立つ学問だと思っていますが、普及という意味ではまだまだだなと感じています。行動分析学の考え方は少し変わっているので、とっつきにくく、誤解されやすいのが原因の1つかもしれません。 心理学の歴史は、科学であろうとしてきた歴史...
行動分析学

深刻な行動の問題だとカウンセリングは役に立たない!?

心理職としてカウンセリングもやっている身としては、深刻な行動の問題だとカウンセリングは役に立たないという意見は気になるところです。深刻でない行動の問題ならカウンセリングが役に立つということなのだろうか?という疑問とともに。 心理学や心理職と...
行動分析学

多くの行動分析家は人々が自立していることを好むということに納得感しかない

行動分析学を学んだからなのか、もともとそういう考え方に親和性があったからなのかわかりませんが、僕も「人々が自立していることを好む」人の1人だと思います。 行動分析家は人々が自立していることを好むということに納得感しかありません。 これは、『...
心理学

ACTとコヒアレンス感、アントノフスキーが見出した健康生成要因

病気をせずに健康に暮らすことは、誰もが望むことだと思います。その健康に関するものとして、健康生成論というものがあります。 『ポジティブ心理学-21世紀の心理学の可能性』によると、健康生成論はイスラエルの社会学者アーロン・アントノフスキー(A...